物件探し
【メリット比較】大学生協と不動産屋、 どちらを利用すべき?
2022/04/13 物件探し
「大学生協と不動産屋、どちらを使うべきか分からない…」とお悩みではありませんか?本記事では、大学生協と不動産屋のメリットをそれぞれ解説します。さらに「大学生協は良い物件がない」といったネガティブな噂の真相についても解説します。解説を参考にして、あなたがどちらを利用すべきか判断してみてはいかがでしょうか。
大学生協で物件を借りる5つのメリット
入りやすい、相談しやすい雰囲気
不動産屋は、学生が気軽に相談をできる雰囲気ではない場合がありますが、大学生協は窓口が大学内にありますので、「入りづらい」「相談しにくい」といったことがない点がメリットです。また学生を相手にすることに慣れているので、学生目線で親身に相談に乗ってくれるでしょう。
学生マンションなど、一般の不動産屋では紹介されない物件がある
大学生協では、不動産屋では紹介されることがないような、学生マンションや生協マンションが紹介されることがある点もメリットです。大学から近いマンションは大学生協が保有していることが多いので、大学からの距離が近い物件を探している人であれば、大学生協を利用するのがおすすめです。
同じ大学の先輩がアドバイスしてくれる
部屋探しをする際に、実際に同じ大学に通っている先輩のアドバイスを受けることができるので、自分が大学に通う想定をしながら部屋探しをしやすいです。さらに部屋以外のことも先輩からアドバイスを受けることができます。
トラブル時は生協に相談できる
例えば「インターネットが繋がらない」といったトラブルから「近隣がうるさい」など揉め事に発展しそうなトラブルも、大学生協に相談をすればアドバイスを受けることができます。新生活で不安な学生も多いですが、大学生協に相談すれば気軽にアドバイスを受けられる環境なので安心して生活できるようです。
生協特典が受けられる
大学生協を通して物件を借りると、仲介手数料が無料になったり、学割や女子割を適用してもらえることがあります。他にも生協利用券や図書カード、QUOカードを特典としてもらえたりするケースがあります。
不動産屋で物件を借りるメリットとは?
〜メリット〜
物件数が多い
一般の不動産屋を利用するメリットの1つが、取り扱い物件数の多さです。生協が取り扱う物件数と比較すると不動産屋の方が物件数が豊富なので、部屋にこだわりのある方や希望条件が細かい方は不動産屋で部屋探しをした方が理想の物件に出会える可能性が高いです。また「部屋で楽器を演奏したい」「ペットと一緒に住みたい」といった希望がある方も不動産屋で物件を探した方が良いでしょう。
家賃が安い物件も多い
生協の物件は一般賃貸と比較してセキュリティが優れていたり、設備が充実していたりするため、家賃が高くなる傾向にありますが、不動産屋のマンションであれば希望条件を緩めれば、家賃を大幅に下げられるケースがあります。「なるべく家賃は抑えたい」ということであれば、不動産屋のマンションがおすすめです。
ちなみに初期費用に関しては、大学生協・不動産屋ともに敷金・礼金が無料の物件が増えてきているのでどちらを利用しても大差はありません。
〜デメリット〜
営業感が強い場合がある
大学生協とは違い、不動産屋は物件を契約してもらうことを仕事としています。ですので、生協と比べると、どうしても営業感が強くなってしまうケースがあります。もちろん営業感がさほど強くない不動産屋もありますが、「自分のペースで部屋探しをしたい」「営業マンに急かされたくない」という方は生協の方が安心して物件を探せるかもしれません。
相談しづらい
不動産屋のマンションではトラブルが起こった際に相談しづらいというデメリットもあります。生協マンションであれば、トラブルの際に大学に気軽に相談できますが、不動産のマンションでトラブルが発生した場合は不動産屋の窓口、もしくはマンションの家主に直接相談するしかないため、相談のハードルが少々高いです。
大学生協の物件は微妙?気になる噂の真相を解説します
「大学生協の物件は微妙」「家賃が高い物件が多い」など、大学生協に関するネガティブな噂を聞いたことはありますか?この章では、大学生協の物件の実態を紹介します。
大学生協は良い物件がない
「生協のマンションは微妙だよ」という話を聞いた方もいるかと思いますが、こちらはある意味正しいです。というのも、大学生協は不動産屋と比べて取り扱っている物件が少なく、条件の良い物件は次々と契約が決まってしまうためです。反対に言えば、早く動けば動くほど希望に近い物件を見つけられるので、大学生協を利用する方は早め早めに動くことをおすすめします。
また大学生協の物件は、大学までの距離が近い物件が多いです。そのため、普段からアルバイトや遊びなどで電車の利用を考えている方にとっては、「駅近くの物件が少ない」という意味で、大学生協の物件は微妙かもしれません。
ペットとの同居や楽器の演奏が禁止されているケースも多いので、不動産屋のマンションと比較して禁止事項が多い点も一因でしょう。
大学生協は家賃が高い
大学生協の物件は不動産屋の物件と比較して家賃が高い傾向にあります。先述した通り、オートロックや防犯カメラなどのセキュリティ面・留守中も荷物を受け取れる宅配ボックスや駐輪場などの設備面が充実しているため、どうしても家賃が高くなりがちです。
セキュリティや設備にこだわりがない方にとっては、ただ家賃が高くなってしまうだけなのでおすすめしませんが、「快適に住みたい」「防犯面を重視したい」といった方は大学生協のマンションを検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は大学生協と不動産屋のメリットをそれぞれご紹介しました。結論、どちらを利用してもまったく問題はありません。両者比較して、ご自身の希望と照らし合わせて利用する業者を決めてはいかがでしょうか。