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物件探し

【自宅で内見!】 オンライン内見のメリット・デメリットとは? 注意点もご紹介します。

2022/04/13 物件探し

「受験勉強で内見する時間がない!」「効率よく内見して勉強に集中したい!」とお悩みではありませんか?オンライン内見なら、自宅から物件を内見できるので、従来の内見よりも圧倒的に内見を効率化可能です。本記事ではオンライン内見のメリット・デメリットを紹介します。ぜひ記事を参考にして、内見を成功させましょう。

オンライン内見とは

オンライン内見とは、ビデオ通話などによって物件に直接行かなくても物件内をチェックすることができるサービスのことです。コロナ以前から導入していた不動産会社もありますが、コロナ禍で非対面のやりとりが重要視されてきたことにより、以前に増して注目されるようになりました。

 

オンライン内見のメリット・デメリットとは?

〈オンライン内見のメリット〉

1. 直接現地に行かなくても内見可能

オンライン内見は自分で直接物件に出向かなくても、インターネット接続があればどこからでも物件内を見ることができます。上京するが、わざわざ内見のためだけに東京に行くのは大変という人であっても、自宅から物件を見ることができるので、移動時間も交通費も削減することができます。コロナ禍のため、外出は極力控えたいと考えている人でも自宅から内見することができます。また、学校で忙しくて内見に行く時間がない人であっても、スマホ一つあれば内見をすることができます。

2. 写真だけよりも雰囲気が分かりやすい

写真だけではよく分からない箇所を重点的に確認することができます。写真は部屋の一部分を切り取ったものなので、自分が確認したい部分が写真に写っていない場合も、オンライン内見中にリクエストすれば、きちんと見せてもらえるはずです。また写真だけでは奥行きなどを把握するのは難しいですが、ビデオ通話なら実際に動きながら部屋を確認できるので、部屋の全体像もイメージしやすいです。

3. 家具、家電の設置場所も採寸してもらえる

想定していたよりもスペースが狭くて、家具・家電を設置できないということも多々あります。そのようなことが起こらないように、家具や家電を設置する場所の採寸をスタッフの方が行ってくれるので、どこにどの家具・家電を置けるのかを確認することができます。また、クローゼットの奥行きもスタッフの方に手を伸ばしてもらって確かめることも可能です。

 

〈オンライン内見のデメリット〉

1. 画質の粗さ、手ブレが気になる

通信環境などによっては、画質が粗くなったり、音声が不安定になったりすることもあります。また、不動産屋のスタッフの撮影方法によっては、手ブレがひどい可能性もあります。
ただ、オンライン内見後に撮影をした動画を送ってもらうことも可能なので、気になる場合は取り直しをお願いするという対処法も検討してください。

2. 部屋の匂い、騒音を確認できない

部屋の匂いは、実際にその場にいなければ確認できません。スタッフの方に匂いについて聞くこともできますが、匂いにも好き嫌いがあるので、スタッフの方と自分の匂いの好みが違う可能性も考慮する必要があります。
また、オンラインではわからない程度の騒音ですが、実際に行ってみると許容できないほどの騒音がある可能性もあります。騒音であれば、スタッフの方に「家の前の交通量を見せてほしい」などとお願いして見せてもらうなどすれば、実際の部屋の環境を想像しやすくなると思います。

3. 周辺環境が確認できない

オンライン内見は玄関から始まるため、物件の周りの情報までは把握することができません。物件の周辺の雰囲気や周辺の衛生面は問題がないかなどは、オンライン内見だけでは確認することができません。事前に不動産屋の方に周辺環境についての質問をすることで、内見時に伝えてもらえる可能性もあるので、周辺環境が気になる方は事前に不動産屋の方にお願いしておきましょう。

 

オンライン内見の手順

①オンライン内見可の物件を探して申し込む

全ての物件でオンライン内見が可能ではないので、不動産情報サイトなどから「オンライン内見可」となっている物件を探します。その後、内見をしたい物件が見つかったらオンライン内見を申し込みます。
申し込みの際に、内見時にどのような点を確認したいかなどの希望を伝えておくと、当日の内見をスムーズに進めることができます。

②内見の準備をする

内見を担当してくれるスタッフとオンライン内見を実施する日時を決定します。日時調整の際には、自分が家にいる可能性が高い時間帯に設定すると、実際に自分がその家に住むときのイメージしながら内見をすることができます。
他にも、不動産会社の方からオンライン内見に参加するためのURLなどが送られてくるので、事前に確認しておきましょう。また、不動産会社によっては当日使用するアプリが指定されている可能性もあるので、当日スムーズに実施するために事前にダウンロードしておくようにしましょう。オンライン内見に使用するシステムについて不安がある場合は、事前に担当者の方に相談をして解決しておくようにしましょう。
また、当日に自分が絶対に確認しておきたい項目をリスト化しておくと、漏れがなく確認することができるので、確認リストを作成しておきましょう。

③内見開始!

予約の時間になったら、不動産会社から指定されたシステムにログインして、内見を開始します。通信環境が良く、静かな場所を選んで開始するようにしましょう。当日にトラブルなどがありましたら、すぐに担当者の方に連絡を行うなどして、対処するようにしましょう。

 

失敗しない!オンライン内見の注意点

・確認したいポイントは事前にまとめる

内見が終わった後に確認したい事項があっても、確認をすることはできません。また、初対面の担当者の方とのやりとりであるので、緊張して質問が出てこなかったりする可能性もあります。担当者の方も部屋の情報を多く伝えてくれますが、物件選びにおいて重要視するポイントは人それぞれ異なります。ですので、事前に自分が内見時に確認しておきたいことを整理してまとめておくと、当日に聞き忘れが起こらなく、またスムーズにオンライン内見を行うことができます。

・気になる箇所は遠慮せずに質問する

自分のペースで物件の中を見て回れるわけではないので、部屋を回るペースが早い可能性もあります。また、オンライン内見は小さな画面上で見るので、分かりにくい部分は当然出てきます。オンライン内見中に気になることを言えずにいると、しっかり物件を見られず不満を抱えて内見が終わってしまう可能性もありますので、オンライン内見中に気になったことは遠慮せずに伝えて、後悔のないようにしましょう。

まとめ

今回は、オンライン内見のメリット・デメリットをご紹介しました。効率的に物件探しを行えたり、写真だけよりも部屋の雰囲気が伝わりやすかったり、メリットが多い一方で、物件の周辺環境が分かりづらいといったデメリットも存在します。気になる点は担当者に確認するなどデメリットを解消しながら、上手くオンライン内見を活用してはいかがでしょうか。

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