物件探し
【大学生の一人暮らし】家賃相場はいくら?予算内で良い物件を選ぶコツも紹介します。
2022/04/13 物件探し
「家賃相場はいくらなのか?」「予算内で良い物件に住めるのか?」
初めて一人暮らしをするとき、最初に気になるのはやはり家賃ではないでしょうか?
本記事では大学生の平均家賃、物件選びのコツについてご紹介します。
大学生の平均家賃は?
2020年時点の全国大学生活協同組合連合会の調査によると、1カ月の家賃全国平均は52,910円です。ただし、地域によって平均家賃はかなり異なります。
例えば、全国賃貸管理ビジネス協会の調査によると1部屋(1K、1DK、1LDK等を含む)の家賃平均は以下のようになります。
・ 東京都:69,466円
・大阪府:55,881円
・北海道:43,099円
・福岡県:47,695円
地方では4~5万円、都内ならば6~7万円程度の家賃を覚悟しておきましょう。
通学時間の平均
学校が都心にある場合は、近ければ近いほど家賃は上がってしまいますが、家から学校までは、どのくらい距離があるのが平均的なのでしょうか。ベネッセ教育相談研究所の調査によると、一人暮らしの大学生の平均通学時間は24.8分です。25分くらいを目安にして家を探すと良いでしょう。
家から学校までがあまりに遠いと、学校に行くのが面倒になって授業をさぼってしまいがちになってしまう可能性もあります。自転車やバイクで登校するつもりの方も、通学時間25分を目安に家を探してみてはいかがでしょうか。
家賃と通学時間を見比べながらベストな家を見つけられると良いですね。
初期費用は?
引っ越すときには、家賃のほかにも初期費用がかかります。初期費用とは、敷金、礼金、仲介手数料、火災保険などのことです。特に、敷金、礼金、仲介手数料は家賃に比例して高くなります。初期費用の相場は家賃5~6か月分くらいです。例えば、家賃6万円の家に住む場合は30~36万円ほどが必要になります。
初期費用を安く抑えたい方は、敷金礼金ゼロの物件や、仲介手数料が安い物件を探すと良いでしょう。他にも家具・家電代や、引っ越し業者に依頼する場合は、引っ越し業者の利用料金もかかります。諸々の費用を考慮しつつ、予算に合う物件を探しましょう。最近は家具・家電付き物件もあるので、検討してみると良いかもしれません。
生活費は?
では、一人暮らしをするうえで生活費はどのくらいかかるのでしょうか?
全国大学生活協同組合連合会による調査では、2020年時点で、一人暮らしの大学生の世活費の全国平均は121,180円です。
〈内訳〉
食費:24,570
住居費:52,910
交通費:3,370
教養娯楽費:10,990
書籍費:1,850
勉学費:1,870
日常費:7,120
電話代:3,370
その他:2,140
貯金・繰越:12,990
ただし、住居費に関しては地域差があるので、都心部では平均を上回ることがあります。
また、自炊をするのか外食で済ませるのかでも変わってくるでしょう。実家からどのくらい仕送りをもらえるのかも考慮したうえで、衣服、趣味、美容などお金をかけたいところがある人は別のところで節約をするか、アルバイトをして収入を増やすことも考えた方が良いかもしれません。
大学生の家選びポイント
家賃や、学校までの距離のほかにどのようなポイントを考慮して家を選ぶと良いのでしょうか。
スーパー、コンビニが近くにあるか
自炊する方もしない方も近くにあると非常に便利です。帰り道にスーパーやコンビニがあると、帰宅のついでに立ち寄れるので非常に楽です。
セキュリティ
オートロックやモニター付きインターフォンが付いていたり、共用部に防犯カメラがあったりすると安心です。また、外部から侵入しやすいと言われている1階は避けた方が無難かもしれません。
治安
駅から自宅までの道を昼も夜も不安なく歩けるかどうか、事前に確認しておきましょう。夜はお店や街頭の明かりがあるか、人通りがあるかを見ます。飲み屋街ですと酔っ払いに絡まれる可能性もありますので、物件周辺の治安も調べておきましょう。
まとめ
一人暮らしは思ったよりお金がかかるものです。その内の大部分を占めるのが家賃ですから、しっかりと検討したうえで、自分に合った物件を見つけられると良いですね。また快適な生活を送るためにも、家選びの際は周辺環境、セキュリティもきちんと確認しておきましょう。