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【何円?】大学生の一人暮らし、初期費用の総額・内訳・金額を抑えるコツを解説します。

2022/04/13 お金

一人暮らしを始める際にかかる初期費用。
「具体的に、どんな費用がかかるのか?」「どの程度かかるのか?」
疑問に感じている方は多いはずです。本記事では、初期費用が総額でどれくらい必要なのか、内訳はどのようになっているのかを解説します。
また、初期費用を抑えるコツもご紹介します。

初期費用の目安は50~60万円!

初期費用は大きく以下の3つに分けることができます。
1.物件関係
2.引っ越し代
3.家具・家電
この章では、3つの項目ごとに費用がどの程度かかるのか、内訳はどうなっているのか、ご紹介します。

1.物件関係

初期費用は、家賃の5~6か月分ほどかかります。大学生の全国平均家賃は52,910円なので、家賃5か月分と考えると264,550円程度かかります。ただし、都内の場合は平均69,466円の家賃なので、初期費用は347,330円程度と少し高めになります。

例えば家賃を6万円と仮定すると、物件契約の初期費用の内訳は以下の通りになります。
・敷金:6~12万円
・礼金:6~12万円
・前家賃:6万円
・火災保険料:1~2万円
・仲介手数料:3~6万円
・鍵交換代:1~2万円
・保証会社利用料:3~6万円
・その他:1~2万円(室内消毒料など)

2.引っ越し代

引っ越し代は、4~10万円ほどです。料金は、移動距離・荷物の量・時期で異なります。新大学生は2~4月に引っ越すケースが多いので、繫忙期と重なります。

繫忙期の場合でも、荷物が少なかったり、移動距離が短かかったりする場合は4~6万円くらいで引っ越すことができます。一方、荷物が多かったり、遠距離の引っ越しだったりすると、6~11万円程度かかると覚悟しておいた方が良いでしょう。引っ越し費用を抑えるコツは、複数社から見積もりを取ったり、荷物を減らしたりすることです。

3.家具・家電

家具、家電の費用は全部で10万円くらいを想定しておくと良いでしょう。ただし、生活スタイルによって必要なもの、不要なものは変わりますので自分に必要な家具は何かをイメージして、無駄な出費は抑えましょう。以下のものを最低限揃えておくと、しばらくは十分生活できます。
・洗濯機
・冷蔵庫
・電子レンジ
・炊飯器
・寝具
・テーブル
・カーテン

コインランドリーを利用するつもりの人は、洗濯機は不要ですし、自炊しないつもりの人は炊飯器も不要かもしれません。一方で、物件によってはコンロや電気などが設置されていない場合もあるので、必要なものがあれば購入しておきましょう。

 

初期費用を抑えるコツ

 

敷金・礼金ゼロの物件を探す

敷金や礼金が0円の物件なら、初期費用をかなり抑えることができます。
ただし、敷金は退去時の原状回復費用を兼ねるので、後から請求される場合もあります。不動産会社にしっかりと話を聞いたうえで決めましょう。

 

フリーレントの物件を探す

フリーレント物件とは、住み始めた最初の一定期間だけ賃料0円で借りることができる物件のことです。ただし、短期解約には違約金がかかるケースが多いです。短期解約に当たる期間は物件によりますが、一般的に1~2年ほどです。しばらく引っ越す予定のない人が利用すると、初期費用をぐっと抑えることができるのではないでしょうか。また、もう一つの注意点として管理費や共益費が別に発生する場合があります。契約時にきちんと確認しましょう。

 

車で引越しをする

車で移動できる範囲かつ荷物がそれほど大きくないのであれば、自分たちで引越しをした方が費用を抑えることができます。その分、重い段ボールを持って移動したり階段を上ったりすることになるかもしれないので注意しましょう。

 

徐々に家具・家電を揃える

まずは絶対に必要なものだけを買って徐々に買い足すと、初期費用を抑えられ無駄な出費を無くすことに繋がります。初日に使うカーテンや寝具は準備しておいた方が良いですが、それ以外のものは後々で良いでしょう。例えば、1Rならば掃除機ではなくコロコロや箒での掃除で十分ですし、テレビをいざ買ったもののパソコンで十分だったという場合も考えられます。しばらく過ごしてみて「やっぱり欲しいな」と思ったときに買い足すようにしましょう。

 

家電を購入する際はセールを利用する

家電は同じ商品でも店舗やネットによって値段が異なることがあります。家電4点セットのように安く売りだされているものであったり、型落ち品を買うことで安く買えたりもします。また、ポイント還元が付くところだとお得です。中古品を買うのも一つの手ですが、使用年数や保証の有無をしっかりと確認しましょう。

まとめ

今回は一人暮らしを始める際にかかる初期費用とその節約術についてお伝えしました。1つ1つをよく考えて契約したり買い物したりすることで、総額を大きく減らすことができます。特に初期費用は万単位で金額が変わりますのでしっかりと調べて検討し、できる範囲で節約に取り組んでみてはいかがでしょうか。

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