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【大学生のWi-Fi問題】一人暮らしにおすすめのWi-Fiとは?選び方もご紹介します。

2022/04/13 家具・家電・日用品

一人暮らしでどんなWi-Fiを選ぶべきか、悩んでいませんか?課題の作成・提出など、多くの作業にパソコンを使う大学生にとって、通信環境が整っていないことは死活問題です。今回は、Wi-Fiを選ぶポイントや注意点をご紹介します。記事を参考に、自分に合ったWi-Fiを探してみてください。

 

2種類のWi-Fi

Wi-Fiには、固定回線とモバイル回線という二つの種類があります。この二つの最も大きな違いは使われる場所です。

固定回線は主に屋内で使われます。家や建物の近くにあるインターネット回線を部屋までつなげることで、インターネットを利用できるようにするのです。

一方でモバイル回線は屋外でも使われます。端末の電源をつけることで、無線を通じてWi-Fiをつなぎます。固定回線とは違い、回線を繋ぐための工事が不要です。

 

固定回線とモバイル回線の違いとは?

 

月額料金

固定料金の月額料金は主に3,500円~6,000円で、価格の変動が大きく最高値が若干高めです。

それに対してモバイル回線の月額料金は3000~4500円と固定料金に比べて変動が小さく安価です。

 

初期費用

固定回線の場合、初期費用には手数料と、それとは別で工事費用がかかります。これは先述したように、固定回線はインターネット回線をつながなければ利用できないためです。

モバイル回線の場合は、そもそも工事をする必要がないので、手数料のみで済む場合がほとんどです。

 

設置、退去時の手間

固定回線の場合は回線を通すための工事が必要となります。工事では回線の引き込みだけでなく、回線を受け取るためのコンセントの設置やインターネット回線がつながっているかを確認するためのテストなど、家の中と外を行き来するほどの規模の作業が行われます。また、住居から退去する際は例外もありますが、基本的に固定回線を撤去する工事も行わなければなりません。

モバイル回線の場合は工事がないので、設置するときも、退去するときも、手間のかかるような作業、手続きを取る必要は一切ありません。

 

通信速度

固定回線は通信速度が非常に速く、しかも安定しています。

モバイルWi-Fiも基本的には通信速度は速いです。しかし、回線を引いていない分、通信環境やエリアによってはスピードが遅くなってしまいます。固定回線ほど安定した通信速度は望めないでしょう。

 

通信制限

モバイル回線の場合には3日で10ギガと、あらかじめ使用することの可能なデータ通信量が決められています。もし、この通信量を越えるほどのデータを使用した場合は、通信速度が強制的に遅くなる、通信制限というペナルティが課せられます。

固定回線にはそもそも通信制限がないので自由にインターネットが利用できます。

 

利用場所

固定回線はインターネット回線がつながっている付近、つまり家や建物の中でしか使うことが出来ません。

モバイルWi-Fiは外出先でも自由に使うことが出来ます。ただし、通信速度のときも説明しましたが、モバイルWi-Fiは場所によっての速度の差が大きく、場所によっては通信自体が不可能になるケースがあります。つまり、モバイルWi-Fiには圏内と圏外があるのです。通信ができる場所、できない場所というのは、モバイルWi-Fiの機種によっても変わってきますので、事前に確認しておく必要があります。

 

以上が固定回線とモバイル回線の比較になります。通信量が多い場合は固定回線を利用することをオススメします。オンラインゲームや動画、音楽を聴く際には、かなりの通信量が使用されます。それほどの通信量を安定して利用できるのは固定回線です。一方で、そもそも使用する通信料が少ない場合はモバイルWi-Fiで十分でしょう。

固定回線は通信量が多い分、固定費や工事代、撤去などの手間が大きくかかります。通信量を大量に消費するつもりであれば固定回線も良いですが、さほど通信量を使用しないならモバイルWi-Fiで差し支えないでしょうし、お得です。

 

大学生におすすめのモバイルWi-Fi2選

 

WiMAX

WiMAXの特徴の一つは性能の高さです。WiMAXは通信速度が2.7Gbpsあり、通常の固定回線とほぼ同じ早さを誇ります。以前、WiMAXには3日で15GBという制限が設けられていました。しかし、2022年2月1日より、この制限は撤廃され、無制限でギガを使うことが可能となったのです。つまり、高性能のWi-Fiを無制限で使うことができます。しかし、料金はWiMAXを提供する代理店、プロバイダに異なってきますのでご注意ください。WiMAXのスペックはどこのプロバイダでも違いはありませんが、プロバイダごとに独自のキャンペーンを行っています。ですので、月額料金が最も安いのはGMOとくとくBBですが、各プロバイダのキャンペーンを比較して自身に合ったプロバイダを見つけてみてください。

 

Rakuten WiFi Pocket 2B

Rakuten WiFi Pocket 2Bの特徴は月額料金の決め方です。Rakuten WiFi Pocket 2Bの月額料金は毎月のWi-Fiの使用量によって決められます。しかも、毎月1GB未満でしたら、使用料は0円になります。ですので、Wi-Fiの使用量を調節することで、月額料金を安く抑えることも可能です。また、Rakuten WiFi Pocket 2Bは通信制限がありません。Wi-Fiのエリア内でしたら自由にインターネットを利用することが出来るのです。さらに、ほとんどのポケットWiFiでは契約時に手数料がかかりますが、Rakuten WiFi Pocket 2Bでは手数料がかかりません。また、解約違法金がかからないので、いつ解約しても追加料金は発生しません。

 

家での利用がメインなら、ホームルーターという選択肢も

前章でモバイルWi-Fiについて紹介しましたが、どうしてもモバイルWi-Fiは速度、安定性に対して左右されてしまう弱点があります。家で学校の課題を行ったり、友達や恋人とやりとりをするときに、Wi-Fiの不具合のせいでインターネットが使えなくなってしまったら大変ですよね。

もし、主に家でモバイルWi-Fiの利用を考えているのであれば、ホームルーターも検討してみてはいかがでしょうか。ホームルーターはモバイルWi-Fiに比べて速度、安定性が非常に高いです。もちろん、外にホームルーターを持ち運ぶことはできませんが、固定回線のような工事も不要で料金も安い傾向にあります。家でWi-Fiを使うことが多い場合は、モバイルWi-Fiよりもホームルーターのほうがお得でしょう。

 

モバイルWi-Fiの注意点

 

障害物に注意

モバイルWi-Fiは、実際に回線を繋いでいない分、環境によって電波が左右されやすいです。特に、モバイルWi-Fiは壁などの障害物に非常に弱く、壁に囲まれた部屋でWi-Fiを利用しても、そもそもWi-Fiが通じない恐れがあります。ですので、Wi-Fiを置く場所は壁の少ない見通しの良い場所にするなどの配慮が必要です。

 

使いすぎに注意

この記事ではWiMAXなどのように使えるギガ数が決まっていないWi-Fiも紹介しましたが、ほとんどのWi-Fiには3日で10ギガのように、使えるギガ数が決められています。このギガ数を越すと、通信制限がかかる可能性がありますので、ギガ数をどれだけ使ったかをこまめに確認する必要があります。

 

利用料金に注意

サービスによっては最初の数ヶ月だけ安価でWi-Fiを利用でき、残りの数ヶ月は利用料が上がるという契約内容のWi-Fiもあります。短期で見たら安くWi-Fiを使えていると思っていても、長い目で見たら他のサービスと大して変わらない、むしろ料金が多くかかってしまう可能性もあるので注意が必要です。料金が非常に安く設定されていても、一旦飛びつきたい気持ちを抑え、契約したときの総額を計算してみてください。

 

まとめ

この記事では、二つのWi-Fiとその比較、その選び方や注意点も含めて紹介をしました。Wi-Fiは回線やサービスの内容の違いなど比較する要素がいくつもあり、選ぶのに苦労するかもしれません。しかし、選択肢が多い分、一人一人に適した理想のWi-Fiを見つけることも可能です。「不便でも、高くてもいいや」と諦める前に、本記事を参考にして自身にピッタリのWi-Fiを探してみてください。

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