引越し
【はじめての一人暮らし】引越し当日の作業・流れとは? よくある疑問も解消します。
2022/04/13 引越し
大学生から初めて一人暮らしする方は「当日はどんな流れなのか?」「どんなものが引越しに必要なのか?」疑問が多いのではないでしょうか。この記事では、引越しにかかる時間、引越しの流れ、必要なものリストをご紹介します。初めての引越しで不安な方は、ぜひご一読ください。
引越しにかかる時間
荷物の量や事前準備の進捗度によっても変動しますが、大学生が一人暮らしをする場合にかかる時間は、「荷物の運び出し」、「新居への運び入れ」に1時間ずつで合計2時間に加えて、新居への移動時間がかかる程度です。
ただし住まいが建物の高層階であると、旧居からの運び出し・新居への運び入れ作業に時間がかかってしまう恐れがあります。
他にも、トラックを玄関の近くに駐車できないような場所の場合にも時間がかかることが多いです。当日に駐車ができない等のことで慌てないように、駐車スペースがあるかどうかは事前に確認して、引越し業者に伝えるようにしておくと良いでしょう。
また、引越しの時間を短く済ませたい人は、道が混んでいない時間帯を指定して引越しをすると、比較的引越しの時間を短くすることができます。午前の早い時間や夕方は通勤ラッシュなどに重なってしまうため、この時間帯以外の時間帯を選ぶことをおすすめします。
大まかな引越しの流れとは?
引越しの流れは大きく4つに分類されます。
- 事前準備
- 引越し作業
- 新居へ引越し
- 新居で引越し作業
この章では、それぞれの場面ですべきことを解説します。
1.事前準備
・荷造り
当日までに荷物をダンボールに入れた状態にしておきましょう。荷造りをする際には、ダンボールに何が入っているのかをわかるようにしておくと、荷解きの時に作業が楽になります。
荷造りが間に合わないと、追加料金が発生したり、引越しが延期になってしまったりする恐れもあります。荷造りをオプションとしてやってくれる業者もあるので、荷造りする時間がない、荷造りが面倒くさいという人は利用することを検討してみましょう。
・新居の鍵の受け取り
事前に新居の鍵を受け取って、他の荷物に紛れないように管理をしておきましょう。新居の鍵を受け取っていないと、引越し業者を待たせることになってしまい、引っ越しの時間が延びてしまいます。
引っ越し当日までに受け取る時間がなかったという人は、新居への移動時間で受け取れるように、不動産会社に連絡しておくようにしましょう。
2.引越し作業
・料金支払い
料金の支払いは、作業前のタイミングで行います。事前に言われた料金ピッタリを封筒などに入れておくと、スムーズに支払いをすることができます。また、基本的には作業前に現金で支払いますが、後払いやカードでの支払いが可能な業者もあります。
・搬入作業の立ち合い
指示が必要な場面、同意が必要な場面があるので搬入作業は立ち会いが必要です。また、荷物の積み忘れや紛失、破損などといったトラブルを防ぐという意味もあります。
どうしても本人が立ち会うことができない場合は、代理人に立ち会いを依頼しても構いませんが、作業に関して細かい打ち合わせを行わなければ、搬入作業完了後にトラブルが発生してしまうリスクもあるため注意が必要です。
・旧居の掃除作業
家具が置いてあった場所や掃除しきれなかった場所を掃除します。冷蔵庫の下やタンスの下などは移動後にしか掃除することができないので、そのような場所は家具の移動後に掃除をするようにしましょう。
3.新居へ移動
引越し業者には、お客さんをトラックに乗せてはいけないというルールがあります。そのため、引越し業者のトラックで一緒に新居へ移動することはできないため注意が必要です。
事前に移動手段を決めておき、引越し業者が到着する30分前にはついておくようにしましょう。そうすると、荷物の搬入をスムーズに行うことができ、引越しの時間を短縮することができます。
4.新居で引越し作業
・荷物の搬入
新居での荷物の搬入の際にも、立ち会いが必要です。どこにどの家具を設置するのかを指示できるように、事前に家具の配置を考えてメモしておくとスムーズに荷物の搬入をすることができます。
また、荷物を運んでもらう際に、荷物に傷がついていないかどうかの確認も行います。搬入の際に、新居の壁・ドアが破損していないかも確認しましょう。「引越し作業の際にできた傷」と確認できれば業者側の補償対象になりますが、もし気づかなかった場合、退去時に傷の修繕費用を自分で負担しなければいけなくなるため注意しましょう。
・荷解き
日用品などすぐに使うものから優先的に荷解きをしましょう。全ての荷解きおよび整理が終わるのに数日かかるため、優先順位を考えて行うようにしましょう。荷解きをオプションとして行ってくれる業者もあるので、自分で荷解きをするのが面倒な方は利用することを検討してみましょう。
・ライフラインの開通・開栓
電気・ガス・水道がきちんと通っているのかどうかを確認しましょう。中でもガスの開栓は立ち会いが必要になるため、入居前に立ち合いの日時を決めておきましょう。引越し当日は引っ越し業者の到着時刻や作業時刻が変動することでバタバタしやすいため、余裕をもたせた時間でスケジュールを組んで行うようにしましょう。
引越し当日に必要なものリスト
・掃除道具
新居で掃除をする際に必要になります。特に大きな家具や家電といった、設置後に動かしづらいものを設置する場所は、設置をする前に重点的に掃除をしておくことをおすすめします。
・荷解き用の道具
「カッター・ハサミ」はダンボールを開封する際に使用するので、持っておきましょう。
荷解き後のダンボールをまとめておくための、「ビニール紐・ガムテープ」なども用意しておくと便利です。
また、荷解きの際には手を怪我しやすいので、「軍手」は必ず着用しておきましょう。
他にも、家具や家電を分解して搬入したのであれば、組み立てるための「ドライバーなどの工具」も必要になります。
・日用品
トイレットペーパー・歯ブラシ・タオルなど、引越し当日から使用する日用品も用意しておきましょう。
・トイレットペーパー
・歯ブラシ
・タオル類
・化粧品
・洗顔用品
荷解きには2日〜1週間ほどかかるので、ダンボールに適当に日用品を入れてしまうと、荷解きの際に日用品を見つけるのに時間がかかってしまいます。ダンボールに「すぐに使うもの」と書き、すぐに荷解きができるよう工夫しましょう。
大学生のよくある疑問
「当日までに事前準備が終わらなかったら?」
当日までに荷造りが終わらなかった場合は、キャンセル料金を取られたり、引越し日が延期になったり、追加料金で荷造りを手伝ってもらわなければならなくなります。どのような対応になるのかは引越し業者の予定次第なので、当日までに荷造りが間に合わないと判明した時点ですぐに引越し業者に荷造りが終わらない旨を連絡し、相談するようにしましょう。
キャンセル料金の目安としては、「見積書の運賃+人件費の50%」です。
また、荷造りが終わらなかった分は自分で車やトラックを借りて運ぶという選択肢もあります。
「引越し業者への差し入れは?」
引越し業者への差し入れは必ず必要というわけではありません。むしろ、差し入れをもらうことを禁止している業者もあります。そのため、学生は特に気を使う必要はありません。
しかし、感謝の気持ちを示すために差し入れを渡すのであれば、飲み物やお菓子などといった、相手が気を遣わない程度のものを差し入れるようにしましょう。
「近隣への挨拶は必要?」
学生の一人暮らしであれば、挨拶をしないというケースが多いです。マンションであれば、すれ違う時に挨拶をする程度で良いと思います。
また、女性の一人暮らしの場合は防犯上の理由から、あえて挨拶をしない方がよいケースもあります。
「引越しで出たゴミの処分方法は?」
引越しの際に出たゴミは、引越し業者が回収をしてくれるケースが多いです。ゴミを回収してくれるかどうかを、引越しを依頼する前に確認しておくと安心です。また、回収してくれるがオプション料金としてかかるケースもあるため、費用も同時に確認しておきましょう。
ゴミを回収してくれない業者の場合は、焼却場などの処理センターに持ち込むことが可能であれば、大きな荷物であっても処分してもらうことができます。地域によって処分をしてくれるかどうかが違うため、事前に調べたり引っ越し後の住民票を移すタイミングで役場の担当者に伺うのも一つの手です。
まとめ
引越しの当日にはやらなければいけないことが多くあります。しかし、前もって準備をしっかりと行うことができていれば、当日にバタバタと慌てることはありません。
そのため、引越し当日までにできることはしっかりと行っておき、当日はスムーズに引越し作業ができるようにしておきましょう。