物件探し
【徹底比較!】学生寮と学生マンションの違いとは?普通のマンションとの違いもご紹介します
2022/04/13 物件探し
「学生寮と学生マンション、結局はどんな違いがあるの?」と混乱していませんか?どちらも『学生が住む』という点は共通していますが、実は規則・セキュリティなど、様々な面で違いがあるのです。入居してから「イメージと違った…」なんてことにならないように、本記事を参考に、自分に合っているのはどちらなのか?考えてみてください。また学生マンションと普通のマンションとの違いも解説します。
学生寮とは?学生マンションとは?
〈学生寮〉
相部屋である可能性があり、お風呂・トイレが共同利用です。
〈学生マンション〉
主な利用者が学生である点を除けば普通のマンションと同じです。
〜学生寮・学生マンションの比較〜
費用
〈学生寮〉
家賃に関して、食事代・水道ガス代・インターネット代が含まれているので一見高いように見えます。しかし、食事代や水道ガス代、インターネット代を別に払わないこと考えると結果的に安く済む場合もあります。また、家具や家電があらかじめ備え付けられていることがほとんどなので、初期費用をかなり節約することが可能です。
〈学生マンション〉
一般的な部屋と同じ相場か少し高めであるので、費用が高くなることもあります。また後述しますが、食事も自分で用意しなければいけないので、食費もかかってしまいます。水道ガス代やインターネット代も別でかかるので、合計で考えると高くなってしまいます。
セキュリティ
〈学生寮〉
寮母さんなどが学生寮を管理していて、夜間には施錠を行うなど、セキュリティ体制が整えられています。しかし、相部屋である可能性もあるので、内部的なセキュリティは自分自身で注意しなければいけません。
〈学生マンション〉
オートロック方式を導入しているところが多く、管理人さんがいるところもあるのでセキュリティは充実しています。防犯カメラやカメラ付きインターホンが設置されているところもあります。また、女性専用マンションや女性フロアが設置されている物件もあるので、一人暮らしが不安な女性は入居を検討しても良いでしょう。
食事
〈学生寮〉
食事を提供してくれるところが多く、栄養バランスを考えて用意してくれます。しかし、食事の時間が決まっているところもあるので注意が必要です。
〈学生マンション〉
ほとんどの場合、自分で食事を用意する必要があります。しかし、食事サービスを提供している学生マンションもあるので、食事を毎日用意するのが面倒な学生は検討しても良いでしょう。
規則
〈学生寮〉
学生寮ならではの規則が設けられている場合もあります。例えば、門限がある、外泊に許可がいる、お風呂や食事の時間が決まっているなどといったものです。
〈学生マンション〉
あくまでも住人が学生というだけであり、それ以外は普通のマンションと違いはありません。ですので、規則といったものは特にないです。
友人を招く
〈学生寮〉
規則によって関係者以外は学生寮には入れない制限があるところもあるので、友達や彼女を部屋に招待しにくいです。制限はされていなくても、関係者以外を招くときはあらかじめ申請をしなければならないことがあります。
〈学生マンション〉
前述した通り、住人が学生ということ以外は普通のマンションと変わらないので、友達を招待しやすいです。しかし、友達を部屋に呼び、そのまま一緒に暮らすのは禁止です。
学生マンションと普通のマンションは何が違うの?
〜学生マンションのメリット〜
設備(家具・家電・インターネット回線など)
〈学生マンション〉
元々部屋に一人暮らしに必要な最低限の家具や家電が備え付けられており、自分で購入しなくても良い場合もあります。また、インターネット回線が引いてあり、わざわざ自分でインターネット設備を用意する必要がないところもあります。
〈普通のマンション〉
家具から家電まで、全て自分自身で揃えなければいけないので、初期費用が学生マンションよりも高くなってしまいます。インターネット回線もあらかじめ備えついていないので、オンライン授業を家で受けたり、パソコンを使ったりするには自分自身でインターネット回線を設置しなければいけません。
セキュリティ
〈学生マンション〉
防犯カメラやオートロック機能、カメラ付きのインターホンが設置されているマンションがほとんどであるので、セキュリティ面では安心できます。
〈普通のマンション〉
セキュリティが充実しているマンションもあれば、セキュリティはあまり充実していないマンションもあり、物件により違うので一概にいうことはできません。しかし、学生マンションに比べたら劣っていることが多いです。
環境
〈学生マンション〉
学生マンションが多くある場所は、大学や専門学校が多く集まる場所なので、学校から通いやすいです。また、住人が学生であるので安心して住むことができます。住人が学生のみということもあり、同世代の友達を作りやすいというメリットもあります。
〈普通のマンション〉
学校から遠方のマンションである可能性もあり、学校へ通うことを考えると利便性に欠けることがあります。また、マンションに住んでいる住人がどのような人なのかわからないので、変な人である可能性もあります。
〜学生マンションのデメリット〜
家賃
〈学生マンション〉
前述したように、家具や家電が備えついていたり、セキュリティが充実していたりするので、一般的なマンションよりも家賃が高めに設定されている傾向があります。
〈普通のマンション〉
家賃は一般的な賃貸と同様の価格帯です。しかし、家具や家電を揃えなければならないので、初期費用は高くついてしまいます。
騒音
〈学生マンション〉
学園祭の時期など、打ち上げが多い時期は夜遅くまで学生が騒いでいることがあります。また、友達を招いたり、泊めたりすることも多いのも騒がしくなる要因です。
〈普通のマンション〉
物件によりますが、その地域の治安や家賃の価格帯によって騒音だけでなく、近隣トラブルの有無も変わってくるので、契約する前に確認をする必要があります。
物件数
〈学生マンション〉
物件数は普通のマンションと比べたら少ないです。また、大学在学中は同じ学生マンションで過ごす人も多くいるので、空き物件になることは少ないです。求める条件を備えた物件がない可能性もあります。例えば、ペット可のマンションや防音設備の整ったマンションは数が非常に少ないです。
〈普通のマンション〉
エリアによって数に違いはあるものの、学生マンションに比べたら圧倒的に物件数は多いです。ペット可のマンションや防音施設の整ったマンションも多くあります。
まとめ
今回は学生寮、学生マンション、普通のマンションの違いについて解説しました。『費用を安く済ませたいなら学生寮、セキュリティなど設備の充実性も求めるなら学生マンション、自由度の高い生活をするなら普通のマンション』というように、本記事を自身に合ったマンションを選んではいかがでしょうか。